弁護士の山田雄太です。
今日は、「行動する価値」について考えてみたいと思います。
目次
1 何のために「行動」をするか。
2 行動をすることによって得られる価値は大きく二つある
3 具体例
4 小さく始める
では、本編です。
1 何のために「行動」をするか。
それは、自分でもっている目標を達成する(希望を叶える)ためであることが多いのではないかと思います。
・ビジネスで成功するには
・副(複)業で稼いでサラリーマンをセミリタイアするには
・司法試験に合格するには
・行きたい大学に行くには
・彼女(彼氏)ができるには
等、人によって、それぞれに目標(希望)があると思います。
しかし、目標を達成して(希望を叶えて)いる人に共通して言えることは、
「行動をしている」ということです。
単に「~したいなあ」で終わらず、実際に行動を起こしている人が、目標達成に近づいているのではないかと思います。
例えば、
少年野球において、「野球部でレギュラーになりたいなあ」と思っていても、素振りも何もしていなければ、上手くならず、レギュラーにもまれません。
「司法試験に合格したいなあ」と思っていても、勉強時間を確保せず、ただぼうっと過ごしているだけでは、いつまでたっても合格にたどり着くことはできません。
「彼女が欲しいなあ」と思っていても、お相手に気持ちを伝える(告白する)ことがなければ、彼女をつくることも容易ではありません。
そのため、私は、目標(希望)に向けて、行動することそれ自体に価値があるのではないかと考えます。
もちろん、失敗することは数多くあるでしょう。
しかし、行動(トライ)をした(そして失敗を経験することができた)価値は、何もしなかった場合と比較にならないほど得るものが多いのではないかと思います。
2 行動をすることによって得られる価値は大きく二つある
行動をすることによって得られる価値は大きく二つあると言えます。
第一に、行動を続ければ、どこかで目指す目標にたどり着く可能性が高まります。
成功確率5割の行動(野球で言えば打席に立つこと)だとしても、一度も行動をしなければ、そもそも目標にたどり着く可能性はゼロですし、
成功確率5割の行動で、一度しか行動をしなければ、成功に至れない可能性も十分にあります。
むしろ、成功確率が2割の行動でも、10回行動すれば、成功に至れる可能性は、上記二つに比べれば全然高まることとなります。
「行動をする」というそれだけで、目標に向けて第一歩を踏み出したことになるのです。
第二に、仮に失敗したとしても、その失敗から学び、そもそもその行動自体の成功確率を上げることができます。
失敗した原因が分からなければ、信頼のおける友人に、自分がやった内容を説明し、何故、失敗をしたのかを聞いてみると良いでしょう。
第三者の客観的な意見は、目標に至るにあたり、大きな参考になるといえると思います。
3 具体例
かなり抽象的なことを言ってしまったので、具体例を述べます。
例えば、司法試験の論文の勉強にあたっては、何よりも「書く」ことが重要です。
司法試験でなかなか合格に至れない方は、そもそも「書く」絶対数が圧倒的に足りていないと言えるでしょう。
司法試験の勉強において、論文を「書く」ことは、まさに「行動すること」にあたります。
最初から素晴らしい出来(合格レベル)の答案を書ける方などいないのです。
最初は、酷い内容の答案を書いて(失敗をして)、少しずつ改善をしていくことが、合格への第一歩となります。
逆に言えば、何度も論文を書いて、他の人(合格者や同級生)に見てもらい、酷評をされて(問題点を指摘され)、
少しずつ改善をして、成功(合格答案)に近づけていくしか、司法試験合格に至る方法はありません。
私は、現在も司法試験合格を目指す方の答案を見てアドバイスをし、合格を目指す方のお手伝いをしておりますが、
合格に至った方の勉強法を見ると、やはり、論文を書いてトレーニングをするということを徹底してやられていたのではないかと思います。
ちなみに、今後も、司法試験受験生へのアドバイスは続けていきたいと考えておりますので
もし、司法試験を目指されている方がこのブログをお読みになって、私にアクセスしたいと思ったならば、遠慮なくご連絡頂ければと思います(090-8490-5089)。
何らかのお力になることはできるのではないかと思います。
4 小さく始める
もちろん、(特にビジネスの場合ですが)失敗した場合のリスクがよぎるのは当然です。
その場合には、小さなトライを繰り返してみるのがよいのではないでしょうか。
ビジネスとして、何を目指されるかは、その方次第ですが、
失敗した場合に取り返しがつかないような大きなリスクをとるのではなく、
元手が少なくてもできることから始めてみると良いと思います。
例えば、
ブログのアフィリエイトも然りでしょうし、
Noteに自分の経験から得られたノウハウを書いて、売り出してみても良いと思いますし、
「ココナラ」とかを利用しても良いかもしれません。
大事なことは、自分が何を売ることができるかということを考えて、商品をつくるという「行動」を取ることではないかと思います。
全く売れなくても、元手が小さければダメージにはなりません。
その上で、少しずつ商品に改善を加え(あるいは、違う商品を作って)また売り出してみる、という繰り返しをしていけば、
いつかは売れる商品をつくれるのではないかと思います。
(もちろん、売れない度に、売れなかった敗因をその都度検討する必要はあると思います。)
「行動」するという価値は、何にも代えがたいと考えます。
何か、目標を達成したいと思ったら、まずは、「行動」をしてみるのが良いのではないでしょうか。
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